風向風速計のキホンと製品比較について

風向風速計 風向風速計
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風向風速は気象観測の基本観測要素です。
気象学、鉄道や道路などの公共交通インフラの安全管理、環境モニタリング、自然エネルギー関連など様々な用途で使用されております。

風向風速計のタイプや特徴は多岐にわたるため、用途にピッタリの製品を見つけるのは決して容易ではありません。
お客様の用途に合わせて絞り込み検索ができる製品比較表をご用意していますので、ぜひ適切な風向風速計選びにご活用ください。

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1. 三杯矢羽根型風向風速計

三杯矢羽根型風向風速計は風向計、風速計それぞれ分かれたタイプの風向風速計になります。
三杯風速計は3つのカップが垂直に取り付けられ、風によりカップが回転して計測する装置です。風が吹くとカップが風を受けて回転します。回転速度は風速と比例し回転数から風速に換算できます。

矢羽根型風向計は風が吹くと矢羽根が風を受けて、風が吹いている方向へ向きます。どの方向に向いているかにより、風向を計測します。

三杯矢羽根型風向風速計
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2. プロペラ型風向風速計

プロペラ型風向風速計は風向計と風速計が一体になった構造のセンサです。
風が吹くと回転するプロペラをセンサ前部に持ち、回転速度は風速と比例し回転数から風速に換算できます。センサ後部には尾翼をもち、センサを風が吹く方向へ向けます。どの方向に向いているかにより、風向を計測します。

日本国内では現在主流のタイプになります。

プロペラ型風向風速計

3. 超音波式風向風速計

超音波式風向風速計は超音波発信受信間の双方向の超音波の伝達時間を計測することにより風向風速を演算測定します。

風が吹くと双方向間の伝達速度の差が生じ、その時間差からベクトル分解をすることにより風向、風速を求める事が可能になります。センサは稼働部分を持たないため、計測値に時定数の影響がなく、リアルタイムの風の変化を観測することが可能になります。またベアリングなどの消耗品もなくメンテナンスは不要となります。

ヒータエレメントを内蔵することができるため、雪氷地域での凍結の問題に対応できます。今後主流の風向風速計のタイプになることが期待されています。

超音波式風向風速計

気象学、環境モニタリング、建築物の設計など、さまざまな分野で重要な役割を果たす風向風速計についてご紹介しました。
風向風速計の選定・設置方法、ガイドラインについて、より詳しい内容を知りたい場合は、ぜひお問い合わせくださいませ。
弊社の豊富な経験と知識を踏まえ、お客様の目的に合わせたオススメの風向風速計もご紹介しています。