概要
C-CSAT3Bは、風のベクトルをx,y zの3成分に分けて超音波で測定するセンサーです。空気中の音速の変化が気温と風速に比例することを利用して測定します。また、音速より音仮温度も測定することができます。
この風速計だけで渦相関法の原理により、顕熱フラックスの測定をすることが可能です。
従来機から向上した点は以下の通り。
・100Hzまでの計測が可能
・変換器ボックスがなくなり、一体化
・SDM/RS-486/CPI/USB出力
また、C-EC150や、C-LI7500Aなどと組み合わせることにより、CO2や水蒸気のフラックスを測定することも可能ですが、C-EC150と組み合わせる場合は、C-CSAT3Aを用います。
仕様
スクロールすることができます
測定方法 | 超音波 | |
Path 長 |
水平 : 5.8cm 鉛直 : 10cm 角度:60° |
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測定遅れ |
Data logger(no filter) 1 trigger Unprompted output(no filter):10ms Filtered output >795ms(5Hz filter) >395ms(10Hz filter) |
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出力I/F | SDM、RS-485, USB, CPI | |
出力要素 | Ux, Uy, Uz, Ts | |
測定レンジ |
風速:±65m/s 音速:312-368m/s(-30~+50℃) 風向:5 to 357.5° |
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分解能 |
Ux,Uy : 1mm/s Uz : 0.5mm/s Ts : ±0.002℃RMS(at25℃) 風向:0.058° |
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オフセットエラー |
Ux,Uy : <±8cm/s Uz : <±4cm/s |
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ゲインエラー |
±2% of reading max(wind vector 水平 ±5°) ±3% of reading max(wind vector 水平±10°) ±6% of reading max(wind vector 水平±20°) |
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保守情報 | 温度、湿度、傾斜 | |
寸法・重量 | 60.64 x 12.2 x 43.0 cm 1.45kg | |
動作温度 | -30 to +50℃ | |
電源 | 9.5VDC~32VDC | |
消費電力 (@12VDC) |
145mA(100Hz) 110mA(10Hz) | |
ケーブル長 | センサヘッドとコントロールボックス間 5m |
スクロールすることができます
取付方法 | ||
結線方法 | CPI |
通信:CSAT3BCBL3-L-RJ 電源:CSAT3BCBL2-L-PT |
SDM |
CSAT3BCBL1 |
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初期設定 | ||
大きさ |
下側トランスデューサーの上面図 |
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全体図 |
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+方向 |