概要
従来のたらい方式の蒸発計は、水面からの蒸発ですから、自然地表面からの蒸発を推定することは困難でした。この小型ウェイングライシメータは、切り抜いた地面の重さの変化を精密なロードセルにより連続記録することで蒸発散量を測定します。自然に近い地表面からの蒸発散量の測定が可能です。森林内・畑地など、これまで蒸発散量推定の困難な地域での測定が可能です。C-CR10Xと組み合わせることによって、野外での無電源・長期間の連続測定が可能です。降水量も測定できます。
C-CR10X標準品1台に3台のライシメータが接続できます。
設置
設置は、1日がかりとなります。排水方法など、当社へお問い合わせ下さい。
仕様
スクロールすることができます
直径×深さ | 20cm×30cm |
検出器 | ロードセル2個 |
測定範囲 | 約10kg×2 |
分解能 | 2.5g |
換算蒸発量(雨量) | 0.08mm |
精度 | 0.1%FS(0.3mm) |
温度の影響 | 夜間の重さの差で影響を最小にする |
排水方式 | サイホン方式(排水先が必要です) |
大きさ | 重量約10kg(土の重さを除く) |
円筒部分 | 230φ×500Dmm |
ロードセル収納部分 | 100W×640Lmm |
測定方法 | C-CR10Xの命令6を使用 |