CTD-MCR-4V
CTD-MCR-4TC
小型4chロガー(電圧/熱電対)

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mcr4v
SDカード記録

関連製品

概要

  • 1台で4チャンネル – 連結して最大16チャンネルの同期記録
  • 単3アルカリ電池2本で駆動(USB電源も使用可能)
  • 最短 2 msec(電圧) 200ms(熱電対)の記録間隔
  • 分解能10μV~の計測レンジ(±300mV~±24V)/各チャンネルは絶縁(CTD-MCR-4V)
  • 50/60Hzフィルター機能
  • SDメモリカードを使ってパソコンに記録データを転送
  • 本体の記録容量は最大480,000(電圧)、960,000(熱電対) 個データ
  • タッチパッドで簡単操作・トレンドグラフでリアルタイムにデータ確認
  • センサーなどの電源制御をする省電力プレヒート機能(CTD-MCR-4V)
  • 極細熱電対、シース形熱電対 はこちら
  • 4ch熱電対ロガー比較
mcr4v_4
4台連結の例(一番左がマスター機になる)

仕様

スクロールすることができます

型式 CTD-MCR-4V  CTD-MCR-4TC 
測定対象 電圧 熱電対 K, J, T, S, R タイプ
測定チャンネル 電圧 4ch 温度 4ch
入力方式 スキャニング方式, 差動入力, 全チャンネル絶縁
入力インピーダンス 約 1.1MΩ 約 1 MΩ
入力周波数 DC~100 Hz
測定レンジ

±300mV, ±1.5V, ±6V, ±24V, Auto (*1)

絶対最大入力電圧: ±50 V

Kタイプ : -270 ~ 1370 ℃

Jタイプ : -210 ~ 1200 ℃

Tタイプ : -270 ~ 400 ℃

Sタイプ : -50 ~ 1760 ℃

Rタイプ : -50 ~ 1760 ℃

精度

50~60 Hz フィルタ ON、かつ測定レンジが以下の場合:

±300mV: ±(0.3% + 0.06mV)

±1.5V : ±(0.3% + 0.3mV)

±6V : ±(0.3% + 0.6mV)

±24V : ±(0.3% + 2.4mV)

Auto : 使用中の測定レンジに準じる

熱電対測定精度

K, J, T タイプ: ±(0.5 ℃ + 読み値の0.3 %) [-100 ℃ 以上において]

S, R タイプ : ±(1.5 ℃ + 読み値の0.3 %) [100 ℃ 以上において]
(センサの誤差含まず)

冷接点補償精度

±0.5℃ [ 本体環境温度 10~40 ℃ において ]

±0.8℃ [ 上記以外の本体環境温度において ]

測定分解能

50~60 Hz フィルタ ON : 0.01 mV

50~60 Hz フィルタ OFF : 0.1 mV

0.1 ℃
プレヒート機能

3V~24Vの外部電源までスイッチ可能, 1.0Aまで駆動可能

mcr4v_preheat

記録方式 瞬時値, 平均値, 平均Fine 瞬時値, 平均値
記録間隔

2, 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500 ミリ秒

1, 2, 5, 10, 15, 20, 30 秒

1, 2, 5, 10, 15, 20, 30, 60 分

(チャンネル数, 測定レンジ, フィルタ設定により最短間隔は異なる)

最短記録間隔 使用可能ch数
2msec 1ch
5msec 2ch
10msec 4ch

100, 200, 500 ミリ秒 (*7))

1, 2, 5, 10, 15, 20, 30 秒

1, 2, 5, 10, 15, 20, 30, 60 分

データ記録容量
(本体の容量)

フルデータ 480,000 個 (*2) 注)直接SDカードに書き込みはできません。

1ch記録時 : 最大 480,000 個/ch

2ch記録時 : 最大 240,000 個/ch

3ch記録時 : 最大 160,000 個/ch

4ch記録時 : 最大 120,000 個/ch

1 ch記録時 : 最大 960,000 個/ch

2 ch記録時 : 最大 480,000 個/ch

3 ch記録時 : 最大 320,000 個/ch

4 ch記録時 : 最大 240,000 個/ch

記録モード

エンドレス (本体内蔵メモリの空き容量がなくなると、記録中のデータの先頭から上書きして記録を継続)

ワンタイム (本体内蔵メモリの空き容量がなくなると記録を停止)

記録開始方法 即時スタート, 予約スタート
同期記録 最大4台16chまで同期記録が可能(MCR-4V/4TCとの混合連結も可能 (*5))
液晶表示 測定値, トレンドグラフ, 電池寿命警告, その他 (日本語/英語 切替可)
通信
インターフェース
USB通信
通信時間

フルデータ吸い上げ時間

– 記録中 (記録間隔 2ミリ秒の場合) : 約 3分30秒

– 記録停止中: 約 1分30秒

– スレーブ機: 約 4分30秒

外部メモリ

SDメモリカード, SDHCメモリカード (*3)(手動保存/自動保存 *6)

注)直接SDカードに書き込みはできません。本体に付属しません。

電源 単3アルカリ電池 x 2 (ニッケル水素電池も使用可能), USB電源
電池寿命 (*4) 単3アルカリ電池: 約 4.5~150 日 4ch使用時 (単3アルカリ電池)

 

  瞬時値 平均値
0.1 秒 約 5 日 約 5 日
0.5 秒 約 7 日 約 7 日
1秒 約21日 約 7 日
5秒以上 約60日 約21日

 

( 1 ch使用時は 4 ch使用時の1.4倍の長さになります。)

入力端子/プレヒート端子

スクリューレス端子台

<適合電線>

単線 :φ0.32mm ~ φ0.65mm (AWG 28 ~ AWG 22)

撚線 : 0.08mm2 ~ 0.32mm2 (AWG 28 ~ AWG 22), 素線径φ0.12mm 以上

ムキしろ : 9 ~ 10mm

絶縁

CH1, CH2, CH3, CH4, USB, プレヒート端子間は絶縁 (電池端子, CH1~CH4入力端子間は非絶縁)

印加可能電圧 : ± 50 V

絶縁抵抗 : 50 MΩ以上 (DC ± 250 V)

本体寸法 H 120 mm x W 75 mm x D 32 mm
質量 約190 g (電池含む)
本体動作環境

温度: 0 ~ 50 ℃

湿度: 90 %RH 以下 (結露しないこと)

付属品 単3アルカリ電池 x 2, USB通信ケーブル (US-15C), ソフトウェア (CD-ROM), カードスロットカバー, 取扱説明書 (保証書付) 一式
ソフトウェア
MCR-4V for Windows
対象機種 MCR-4V
対応OS(*1)

Microsoft Windows 8 32/64 bit 日本語 (*2)

Microsoft Windows 7 32/64 bit 日本語

Microsoft Windows Vista 32 bit (SP1以降) 日本語

Microsoft Windows XP 32 bit (SP3以降) 日本語

その他(*3) .NET Framework 4 Client Profile 必須

(*1) インストール時、Administrator (パソコンの管理者) の権限が必要になります。

(*2) Windows 8 をご利用の場合、弊社ソフトウェアは[デスクトップ]画面での動作のみサポート対象となります。

(*3) .NET Framework 4 Client Profileがインストールされていない場合は、ソフトウェアのインストール時に自動的にインストールされます。

 
オプション
電源ボックス


小型4ch電圧ロガー用プレヒート電源ボックス付  

CTD-MCR-4V_ML3400LG

CTD-MCR-4Vに接続して、プレヒートが必要なセンサーに電源を供給、

センサー出力をロガーに戻します。

プレヒート時間はロガーで設定します。

全ch同時に印加しますので、消費電力の大きいセンサを複数接続する場合は電流に注意してください。

項目 内容
ロガー型式 CTD-MCR-4V
ch数 4ch
印加電圧 12VDC
プレヒート時間 ロガーにて設定
印加方法 全ch同時
電源 006P角型9V電池

電源ボックス表示
ch 表示 意味
1~4ch DC12V供給
G
信号入力
ロガーと
電源ボックスとロガーはベルクロで固定
参考:ロガーとの結線色

信号線色
ch +
1ch
2ch
3ch
4ch

プレヒート線色
ロガー端子名 IN OUT COM
プレヒート  赤

 

*1:Autoの場合は測定中の電圧に応じてレンジが自動で切り替わります。

*2:1回の記録がフルデータに満たない場合、最大30回まで記録できます。

*3:メモリカードは記録データを本体からパソコンに移す際に使用します。メモリカードに直接記録データを書き込むことはできません(動作確認済みSDカードは下表参照)。

*4:電池寿命は測定間隔、フィルタ ON/OFFなどにより異なります。本説明は新しい電池を使用したときの標準的な動作であり、電池寿命を保証するものではありません。

*5 : 連結する機器の記録間隔や測定間隔などの仕様により、同期記録が開始できない場合があります。

*6 : 本体内蔵メモリの記録容量がいっぱいになるたびに、SDメモリカードにデータを自動保存します。高速記録でも長時間の連続記録が可能です。

*7: 強力なノイズ軽減機能を持っていますが、大きなノイズがあると測定値が変動することがあります。記録間隔200ms以下ではノイズ軽減機能の働きが弱くなるため、ノイズの影響を受けやすくなり、測定値の変動が大きくなることがあります。

動作確認済みのSDメモリカード

スクロールすることができます

  メーカー名 品名 容量 クラス
SD GREEN-HOUSE GH-SDI-123MB 128 MB
TDK T-SD2GB 2 GB
SANDISK SDSDB-2048-J95A 2 GB 2
TRANSCEND TS2GSDC 2 GB
PANASONIC RP-SDL02G 2 GB 4
SDHC PANASONIC RP-SDL08G 8 GB 4
PANASONIC RP-SDL32G 32 GB 4

*SDメモリカードに直接記録する機能ではありません。
*SDXC メモリカードはご使用になれません。

製品構成/データ回収

mcr4v_all

MCR-4V/4TC 各部の説明

mcr4v_demension
  1. 計測端子部
  2. プレヒート接続端子部(4TCには無し)
  3. 連結部ツマミ
  4. 液晶表示部
  5. タッチパッド(ボタン操作部)
  6. SDメモリカードスロット
  7. USB通信コネクタ
  8. 電池フタ

1台で4チャンネル – 連結して最大16チャンネルの同期記録

本体は4台まで連結でき、最大16チャンネルの同期記録が可能です。
本体を連結すると左側にあるMCR-4Vがマスタ機となり、その他はスレーブ機として位置づけられます。
記録開始・記録停止はマスタ機のみで操作でき、主な記録設定項目( 記録モード、記録方式、フィルタ設定、記録間隔、記録チャンネル) が、記録開始のタイミングで同期されます。

MCR-4_f1