概要
・テンシオメータ法の土壌水分計
・エアータンク内蔵により、長期間水の補給なしで測定が可能
・タンク部、パイプ部、ポーラスカップ部、負圧センサ部等の各部の脱着が可能
・負圧センサは高精度で耐環境性良好
用途
・植物栽培での土壌の水分量観測
・地滑り地での土壌水分の安定性調査
・盛土での水分量調査
仕様
スクロールすることができます
測定方式 | テンシオメータ式 |
計測範囲 | 0~-100kPa |
使用温度範囲 | 0~60℃(氷結しないこと) |
パイプ長 | 標準 650mm 120~4000mm可能(650mm以上は価格が変わります。ご相談ください) |
タンク部 | 材質:アクリル 容量:約40cc |
PCパイプ | φ18 材質:ポリカーボネート 容量:約100cc(650mm) |
ポーラスカップ | φ18 材質:アルミナ+ムライト |
ジョイント金具 | SUS304 |
Oリング材質 | フッ素ゴム |
圧力センサ | ステンレス構造の圧力センサ |
圧力センサ型式 | HTVN-100KP-10-V-G2 |
接液部材質 | SUS316L、SUS316 Oリング:NBR,フッ素ゴム |
電源 | 12~28VDC(標準) 6-12V選択可能(1-2VDC出力のみ) |
消費電流 | 6mA以下 |
出力電圧 | 1-2VDC(標準) |
精度(直進性) | ±0.5%F.S.以下(±0.3%F.S.以下) |
温度特性 | ±0.05%F.S./℃以下(0~60℃) |
ケーブル | φ6ビニール:10m(標準) シールド+大気開放パイプ |
構造 | IP65 |
重量 | 本体部:約80g ケーブル:約46g/m |
ケーブル/配線
スクロールすることができます
赤 | 電源+ |
白 | 出力 |
黒 | コモン |
大気開放パイプ | 有 |
動作原理
テンシオメータ法と呼ばれる測定方式の土壌水分計です。テンシオメータ法とは、素焼きのポーラスカップを土壌の中に埋設し、周辺の土壌が乾燥していると、ポーラスカップ部で容器内の水が外部に吸引され、容器内の圧力が負圧になります。この負圧(吸引圧)から土壌の水分量を求める方法です。
スクロールすることができます