概要
ORP計測用の白金電極です。
オーダー品になりますので、サイズ・長さはご指定ください。
ORP(酸化還元電位)とは
ORPとはOxidation-Reduction Potential (酸化還元電位)の略です。ORP化学反応の中で電子の移動が起こる程度を示す指標で、溶液や物質の酸化または還元の傾向を示すために使用されます。酸化とは電子を失うことを意味し、還元は電子を得ることを意味します。ORPは、水中の溶存酸素量や酸化剤、還元剤の存在によって影響を受けることがあります。一般的に、高いORPは酸化的な状態を示し、低いORPは還元的な状態を示します。ORPは、水処理、水質管理、食品加工、およびその他の産業で重要なパラメータとして使用されます。
土壌のORP計測
土壌のORP(酸化還元電位)の測定は、土壌の化学的状態や微生物活性などを評価するための重要な手法の一つです。土壌のORPは、土壌中の酸化還元反応の程度を示し、土壌内の電子伝達の可能性を示す指標として使用されます。
屋外で連続して土壌のORPを計測するためには基準電極(比較電極ともいいます)と白金電極をそれぞれ埋設し、電極間の電圧をデータロガーで計測します。
仕様
ケーブル長 | 任意の長さで対応可能 |
グラスファイバー部長さ | 5~100cm(過去実績は5~30cm) |
グラスファイバー部外径 | 5mmφ (それ以外をご希望の場合、塩ビ等の他素材であれば応相談) |
ケーブル末端 | 絶縁棒端子/丸端子/板端子/ハンダ盛り/加工無し いずれも対応可能 |
*比較電極4400型の取扱も可