Cー0871LH1
過冷却降水検知センサー

着氷検知センサー
Freezing rain sensor
雨氷、着氷性の雨・霧、着氷検知

概要

設置状況

このセンサーは小さくコンパクトにデザインされた、過冷却降水(雨氷、雨、着氷性の雨・霧)の検出センサーです。 
 プローブの部分は40kHzの超音波の周波数で振動しており、プローブの上に氷が形成されると、増加した質量から振動数が減少します。0.5mmの厚さ相当に減衰すると、RS-422と接点信号が1分間ONになります。その後、氷を除去するプロセスに入ります。氷結が継続する場合は、引き続き信号がONになります。
 このセンサーは、水はけがよくなるよう、通常20~30度に傾斜させて設置します。

特徴

  • 飛行機や船舶、電線などの着氷検知に
  • 大きさが小さい
  • 消費電力が小さい
  • シンプルなデザイン

注意)
気象学用語でfreezing rainは氷晶雨ですが、ここでは過冷却状態の降水をいいます。

計測

他の計測要素と一緒に測定するデータロガー
単純計測には、C-CR300
6chまでの測定には、C-CR800/850シリーズ
6ch以上200chくらいまで、C-CR1000シリーズ

仕様

スクロールすることができます

測定範囲 -55℃~+70℃
出力方式 氷結出力 氷結:close
なし:open
状態出力 正常:close
異常:open
open/close状態 open:インピーダンス>200kΩ
close:最大電流 50mA
RS-422 Ice : 1 = Ice, 0 = No Ice
状態:1 = Fail, 0 = OK
寸法 7.4×7.4×9.1Hcm
電源 22~29.5VDC
消費電流 動作時:15W
氷結除去時:50W