CSDM-105D
レーザー式積雪深計

概要

積雪深計「CSDS-105D」はレーザ式の気象庁検定所得可能な積雪深計です。データ出力はシリアル(RS-232C)となります。ロードヒーティングなどの制御用に接点出力も可能です。データロガーなどと組合わせて積雪状況システムなどのWEBシステムに利用することができます。

特長

  • データ出力コネクタ(RS-232C)を標準装備していますので、データロガー(C-CR1000Xeなど)との接続が可能です。
  • 制御部にはロガー機能があり、”積雪深”、”温度”出力状態データを記録。10分毎のデータで約350日の記録保存が可能です。
  • センサー部には着雪対策のガラスヒーターを装備しており長時間の欠測を防止します。
  • 制御部から簡単に設定変更が可能で、0cm基準設定も”0㎝SET”ボタンで簡単に較正可能です。
    設定した積雪値になると出力信号が出ます。
  • 交互融雪設備用に交互出力モードを装備しています。
  • 設定を変更することでさまざまな融雪設備にご利用頂けます。
測定部
  データ処理部

仕様

スクロールすることができます

センサー部 型式 CSDS-105D
測定方法 光学距離センサー
光源 レーザーダイオード(赤色)
光出力 1mW未満(JISクラス2)
測定可能範囲 積雪深=0m~5m
測定精度 ±1.0cm(擬似雪面使用時)
測定間隔 1・5・10・20・30・60分(設定による) 
測定角度 俯角45°~90°(推奨角度 俯角50°~70°)
測定時間 約5秒
ケーブル長 標準付属品=5m(専用ケーブル使用で最長100m)
使用温度 -20~40℃
材質 ケース:AES樹脂  シャシ:SUS304
防水性能 IPX3(JIS保護等級準拠)
ヒーター レンズ面ガラスヒーター
重量 約2.0Kg(取付金具含む)
寸法 W・H・D= 107・266・261(mm) ※設置確度60°の場合
制御部

使用温度 -10~40℃
表示  (LCD) 20文字2行、(LED) 電源、出力、手動
LCD表示内容

西暦/月/日、時間、積雪深(*㎝)、温度(*℃)、

制御出力状態エラーコード(発生時のみ)

*小数点第一位まで表示

設定方法  設定SW、▲SW、▼SW 及びパソコン
設定項目 出力ON、出力OFF、測定間隔、測定角度、凍結出力モードなど
デジタル出力

RS232C規格準拠 ASCIIコード

データフォーマット D12/01/01 10:00:00,1234,2.2,1,0,1,1.2,E21(西暦/月/日 時間,積雪深,温度,出力1,2,3,凍結温度,エラー番号)

ロガー機能 測定データ保存(測定間隔10分で約350日保存可能)
材質 ケース・カバー : 難燃性ABS樹脂
重量 0.5kg
寸法 W・H・D=205.6x45x125.6 (mm)
共通 電源  DC 12V-1A以下 (AC 100~230 / DC 12Vアダプタ使用) 50/60Hz 
消費電力 待機時:約2W以下 測定時: 約3W以下 ヒーター動作時: 約5W以下
構成

センサー部×1,制御部×1、専用接続ケーブル×1、

ACアダプタ×1、基準板(ベース板+擬似雪面)×1

センサー部取付金具(支柱用) ×1、取扱説明書×1

別売品

路温センサー(標準:5m、延⻑品:10m~50m)、

単管用センサー部取付金具(クランプ)

壁面用センサー部取付金具、

設置例

路面観測
積雪観測
積雪観測

取付例

支柱金具
壁面金具
単管クランプ