CTN-RTD411SA
路面温度・露点センサー
概要
路面温度・露点センサRTD411SAは、スタンドアローンのモバイル路面温度・露点温度センサです。測定値は、RCMモバイルアプリケーションで、路面状態計RCM511の測定値に統合することができます。
本製品は、あらゆる車両で使用できるように設計されており、路面温度、相対湿度、露点温度をリアルタイムで計測し、路面状態マップにデータを転送表示します。
RTD411SAは、車両の金属部分に磁石で貼り付けるか、M8ボルトを使って簡単に取り付けることができます。電源供給にシガーソケットに接続し、RCMモバイルスマートフォンのアプリケーションを起動し路面温度と露点温度の計測を開始することができます。データ通信にはモバイルルータまたはWLANのいずれかによるインターネット接続を使用します。通信エリア外で計測したデータは、接続が再度接続された時点で送信されます。
仕様
スクロールすることができます
センサー | 路面温度および露点温度センサー |
温度範囲 | -30~+50 ℃ |
電源 | 9~30 VDC(シガーソケットから給電) |
消費電力 | 約 1 W |
寸法(L/W/H) | 210 x 130 x 70 mm |
重量 | 400 g 磁石:100 g |
測定精度 |
【路面温度】推定精度 0.3 ℃ (測定ターゲットと気温の温度差が0.5℃以下のとき) 【露点温度】推定精度 1 ℃ |
測定分解能 | 0.1 ℃ |
内部ノイズレベル | 1秒の応答で路面温度の約 0.3 ℃ |
システム構成品 |
RTS411・RTD411・電子機器を含む筐体、ケーブル、スマートフォン(ユーザーインターフェースとしてユーザーが用意) |
設置 | 車両の鋼材表面への磁石による固定もしくはM8ボルト固定 |
データ送信 | 車内でのモバイルルータ接続。路面状態マップもしくはサーバーへの送信。 |
路面状態マップ
下図は、2019年2月13日にRTD411SAで測定したフランスの路面温度を、路面状態マップで表示したものです。温度の凡例がマップの右下に表示されています。路面状態はスマートフォンのアプリケーションで自動的に撮影され、クリックすることで地図上に拡大表示されます。