葉面濡れセンサー(C-PHYTOS-31)

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概要

この葉面濡れセンサーは模擬葉面上の誘電率を測定する方式なので、少量の水滴や氷も測定することができます。
このセンサーは、熱的、放射的に実際の葉の特徴を模しているので、葉と同じ環境に置くことによって、葉への結露を測定することが可能となります。

誘電率は相対的に、水(80)、氷(5)、空気(1)なので、その差を計測します。このセンサーにより、相対的な結露量を測定することが可能です。

特徴

  • 葉の形、熱・放射特性を模しています
  • 着色、キャリブレーション不要
  • 低消費電力

関連製品

仕様

スクロールすることができます

計測時間 10ms
消費電力 2mA/2.5VDC 7mA/5VDC
出力 320~1000mV@3V
印加電圧の10~50%
動作温度 -20~60℃
寿命 2年+α
大きさ・重量 112L×58W×厚0.75Tmm 140g
ケーブル 5m
配線 印加電圧
アナログout
SE
クリアー G

取付方法

センサー取付部にある2つの穴を利用して取り付けます(下図参照)

取付イメージ図

対象とする群落の中で、できるだけ、既存の葉と同じ放射環境になるように取り付けます

計測

MX1105_thumb

1)安価・多地点計測
HOBO MX1105電圧入力には印加電圧端子があるので、葉面濡れセンサー単体で測定したい場合には安価な測定が可能になります。

小型ロガー計測で必要なもの
HOBO MX1105
専用アプリHOBOConnect (外部リンク)
外部入力センサー:必要本数(センサーとロガーの接続)

2)複合計測(他の気象要素など)
 濡れ時間の算出など
C-CR800,CR1000Xと他センサー組み合わせ

計測例