CNI-105
ハンディ分光計
概要
植物栽培においては光の質は光合成に大きく影響します。植物の成長段階では種から開花や結実まで、様々な形態の制御または抑制作用があります。この光形態形成では、多種の光を必要とすることが知られています。その為に、光を光量子量で高精度に測定する必要があります。ライトアナライザー LA-105は波長毎の光量子数を正確に測定することが可能です。LEDなどの単色光源では、光合成光量子束密度を測定する事で、植物栽培に最適な光源や光量子量を選択することも可能となります。
特長
- 照度はもちろん、PPFD(Photosynthetic Photon Flux Density=光合成光量子束密度)や放射照度など色々な項目で測定できます。
- スペクトルモード、PPFDモードなど様々な表示モードで光を分析できます。
- 画面は3.5インチタッチパネルです。
- 使いやすいインターフェイス設計で簡単にすぐ使えます。
- 光学部と本体とは着脱測定可能です。
- SDカ一ドでデ一タを保存できます。
- PCと本体をUSBで接続し、専用ソフトウェアを利用してデ一タ管理も簡単に行えます。
ライトアナライザーの標準構成
- ライトアナライザー:LA-105 本体
- リチウム電池(本機内挿分)
- 電源アダプター
- ケース
- 収納ケース
- USBケーブル
- USB Type-C.ケーブル
- 光学部カバーストラップ(本機取付済)
- 簡易取扱説明書と保証書
- スタンドブラケット
- SDカード(取扱説明書)(本機内挿分)
仕様
スクロールすることができます
名称 | 簡易分光計・ライトアナライザー |
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型式 | CNI-105 |
寸法 | 196 ×78×30 mm (高 × 幅× 奥行) |
スペクトラル 波長幅 |
約 12 nm(半値幅) |
波長データ 出力間隔 |
1nm |
光学部の穴径 | φ 6.6 ± 0.1 mm |
スペクトル 波長範囲 |
380 ~ 780 nm |
露光時間 | 2 ~ 1,000 ms |
測定範囲 | 1.70~ 150,000 lx 2.0.5~1,000Wm-2(放射照度範囲) 3.1~3,000μmolm-2s-1(光量子量範囲) |
表示モード | 1. ベーシックモード 2. スペクトル モード 3. PFD 4. PPFD 5. CIEモード |
測定可能項目 |
1. 相関色温度・CCT 10.放射照度(380nm~780nm):Wm-2 |
測定モード | 単一/連続 |
露光モード | 自動/手動 |
動作可能時間 | 完全に充電した状態で ≦ 5 hours |
最大ファイル数 | 2GB SDカードにて ≒ 2,000ファイル |