耐雷トランス C-TRシリーズ
概要
商用電源を屋外で利用する場合、ライン側から計測盤に雷や誘導雷が侵入することを防止します。使用電源の容量に応じて、型式を選択します。
特徴
このトランスは雷サージ・開閉サージ・短絡事故等の超高電圧のサージの被害が警戒される機器に装着して、抜群の効果があります。
また、雷サージ以外でも電源線路から侵入してくる10kHz~1GHzまでの広帯域の高周波ノイズをすべてのモードで防止できます
- 入力と出力が完全に分離されています。
- 接地条件によってノイズ遮断性能が左右されません。
仕様
スクロールすることができます
型式 | C-TR3 | C-TR5 | C-TR10 |
容量(VA) | 300 | 500 | 1k |
大きさ(W*D*H) | 138*156*115 | 138*186*115 | 176*27*149 |
重量(kg) | 5.5 | 8.5 | 16 |
電力基本周波数 | 50Hz/60Hz | ||
入出力電圧 | AC100V | ||
相数 | 単相 | ||
インパルス耐電圧 | 10kV(トランス単体において) |
関連製品
配線の例
耐雷、耐サージ、安全配線の例
DC電源の場合の配線例
センサー側には避雷器を配置してサージの侵入を防止します。
各センサーの電源にはヒューズを入れているので万が一のDC電源短絡の際にもロガーは停止しません。
AC電源の場合の配線例
AC電源の場合は、ACラインからのサージ侵入が多いので、必ず耐雷トランスを電源入口に配置します。
屋外AC機器には漏電ブレーカーで安全性を向上させます。
また、電源バックアップ用鉛蓄電池のチャージャーも配置されています。