上:C-PS200
下:C-CR1000
概要
AC100V、太陽電池などの入力電源から、鉛畜電池に充電コントロールをしながらC-CR1000/800/3000などのデータロガーに12V電源を供給します。また、これらのデータロガーに接続されたセンサーにも電源を供給します。
 太陽電池の場合、MPPT充電(太陽電池の最大電力点)、サイクル充電そしてフロート充電が可能です。サイクル充電では十分な電流が得られない場合、まず、MPPT充電しその後サイクル充電、ある程度充電電流が小さくなるとフロート充電に移行します。
 充電コントローラーはバッテリーの温度を測定し、温度補正された電圧で最適な充電をします。外付けの大容量バッテリーを使用する場合は、以下のバッテリーの温度を別のセンサーで測定し、以下の通信で最適充電電圧を設定することが可能です。
 通信により充放電電圧、電流などの状態を把握することができます。バッテリーに合わせた充電電圧の設定や、放電をコントロールすることにより、バッテリーの寿命を延ばすことが可能です。
 自己消費電流は小さいので、厳しい電源環境下での使用に適しています。

C-CH200
C-PS200 : 充電コントローラー+7Ah鉛蓄電池
C-CH200 : 充電コントローラのみ
放電コントローラを内蔵した、充放電コントローラはこちらです。放電コントローラを内蔵したものは、自己消費電流があります。
関連製品
仕様
スクロールすることができます
| 項目 | 仕様 | |
| 入力電圧(CHG端子) |  16-40VDC 1.1Amax 18-24VAC RMS 1.2Amax チャージャー(トランスなど)保護のため電流制限  | 
|
| 太陽電池(SOLAR端子) | 15-40VDC 3.6A | |
| 充電方法 | MPPT追尾充電 | 太陽電池のMPPT(最大電力点)を追尾した充電 | 
| サイクル充電 |  12Vバッテリー用温度補正フロートチャージ電圧出力 Vbatt(T) = 14.70 V –(24 mV) x (T – 25℃)  | 
|
| フロート充電 | Vbatt(T) = 13.65 V – (18 mV) x (T – 25℃) | |
| 精度 | ±1%( -40~+60℃) | |
| 温度レンジ | -40~+60℃ | |
| 自己消費(通信無し) | 充電ソースなし | 300 μA max | 
| バッテリーなし | 2mA max | |
| LED表示 | CHARGE |  充電中:緑点滅 異常:赤  | 
| CHECK BATTERY | 
 >11.5V :オフ 
 
  | 
|
| 負荷用出力 | 電圧 | 12V(バッテリー電圧) | 
| 電流 | 
  4A自己リセット式温度ヒューズ付 
 
 
  | 
|
| 内蔵バッテリー | 容量 |  7Ah鉛畜電池(C-PS200) なし(C-CH200)  | 
| 電池寿命 | 3~4年 | |
| 外形寸法 | C-PS-200 | 76D×190W×106H 2kg | 
| C-CH-200 | 37D×75W×100H 2kg | |
| 端子 | CHG 入力端子 | AC/DC 入力端子 | 
| SOLAR 入力端子 | 太陽電池パネル接続端子 | |
| 出力端子 | 2-12V出力 | |
| バッテリー端子 | 電池接続用 | |
| 通信コンネクター | SDI-12/RS-232C | |
| 測定項目 | バッテリー電圧(V)/バッテリー電流(A) 負荷電流(A) チャージ電圧(V)/チャージ電流(A)/チャージ状態 チャージソース/充電温度  | 
|
(注意)
・鉛畜電池電圧を11.5V以下に下げると、電池寿命が短くなります
・鉛畜電池電圧を10.5V以下に下げると、再充電が不可能になります。過放電防止装置は付いていない
    ので、注意が必要です。
・密閉した環境での鉛畜電池の使用は危険です。通気性のある環境でご使用ください
・鉛蓄電池を保存する場合、常温で3%/月自己放電します。保存の場合も数ヶ月に一度の充電を推奨し
ます。
