コネクターが差込式に変更されます。
カバーは別売りになります。
(2015年3月頃より)
概要
アナログマルチプレクサーC-AM16/32はデータロガーC-CR1000X , C-CR800, C-CR3000, C-CR10X、C-CR23X、などからの切り替え信号を受けてセンサー入力数を拡張するものです。本体上面パネルにあるスイッチの切り換えによって4線式16chモードと2線式32chモードを選択します。4線式16chモードでは4本の信号線を同時に切り換えることができるので、4線式のブリッジ抵抗などの計測に適しています。このモードではデータロガー本体のいずれか4つの回路を同時に切り換えます。例えば、電圧入力信号線2本と印加電圧用のExcitationポート1本及びグランド線1本の4本などです。
2線式32chモードでは同時に2本の信号線を32ch切り換えることができます。このモードではデータロガー本体のいずれか2本を切り換えます。電圧信号を切り換える場合4線16chモードでは本体を2チャンネル分使用しますが2線32chモードでは1チャンネル分しか使用しません。何れのモードの場合もC-AM16/32の共通ポートと本体を接続して、この共通ポートをデータロガーの入力チャンネルと接続して順次切り替えながら計測します。切り換えるタイミングはデータロガー本体からパルス信号を与えて切り換えます。
C-AM16/32はリレー式のチャンネル切替器なので寿命があります。ソリッドステート式2線25chのチャンネル切替器 C-AM25Tは、寿命が長く、高速に切り替えることができます。
C-AM16/32,C-AM416、C-AM25Tではパルス入力の切り換えは出来ません。パルスの種類によって、C-SDM-INT8或いはC-SDM-SW8Aをお使い下さい。
C-AM16/32Bの特徴
従来と同じ配線で指定chにダイレクト切り替えることが可能になりました。RESで5ms以下のパルスを与えることにより、モードBに移行、CLKを指定ch回数ONその後サイドRESONにすることで切り替わります。
CR-BASICには新命令がUPDATEされます。
仕様
スクロールすることができます
拡張チャンネル数 | 4線16チャンネル/2線32チャンネル 選択 | |
電源 | DC11.8~16V(-25℃ ~ +50℃) DC11.8~16V(-55℃ ~ +85℃) |
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消費電流 | 待機時 | <0.21mA |
駆動時 | 6mA | |
切替信号 | 1.5V以下から3.3VDC以上への変化で切替 (1msec以上のパルスの立ち上がりで切替) |
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リセット信号 | 3.5V~16VDC連続供給 | |
切り替えモード | モードA | 従来モード パルス順に切替 |
モードB | 直接chにジャンプするモード | |
接続可能台数 ※1 | C-CR1000 | 4台 |
C-CR3000 | 6台 | |
データロガーとの距離 | センサータイプ、インターバル、使用ケーブルによって異なります。 | |
最大切換電流 | 最 大 | 500mA |
接点劣化電源 ※2 | 30mA | |
接点寿命 | 最低 50,000,000回 | |
使用環境 ※3 | -25℃ ~ +50℃(標準タイプ) -55℃ ~ +85℃(Xタイプ) |
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寸法 | 10.2cm×23.9cm 4.6cm | |
重量 | 675g |
※ 1 接続方法によっては、増やすことも可能です。
※ 2 低電圧信号線で使用するチャンネルは30mA以上流さないで下さい。
※ 3 屋外或いは湿度の高い場所で使用する場合、ENC16/18に乾燥剤を入れた状態で御使用下さい。