型番
スクロールすることができます
CO-U23-001A 温度/湿度(内蔵センサー) |
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CO-U23-002A 温度/湿度(外付センサー) |
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CO-U23-003 温度2ch(外付センサー) |
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CO-U23-004 温度2ch(内蔵/外付センサー) |
概要
ホボプロ v2 シリーズは、耐候型ハウジングを使用しているため、屋外での気温・地温 ( 外部センサー ) ・湿度の計測に最適です。4種類のタイプから計測目的に合ったものを選択できます。 湿度センサーを保護するメンブレンフィルターは、外気からの通気を保つ一方で水の浸入からセンサーを守ります。
また、 ラジエーションシールドに納めることで、太陽の輻射熱や降雨による湿度計の直接の水濡れからロガーを保護し、より正確な計測が可能です。
データ回収
- 専用ソフト:HOBOware(free)
- オプティックUSBベースステーション(CO-BASE-U-4)が必要(必須)
上記が必要(必須)
オプション
- ソーラーラジエーションシールド(CO-RS1)
- 交換バッテリー(CO-HP-B)
共通仕様
スクロールすることができます
温度センサー(全タイプ)
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計測範囲 |
内部センサー(CO-U23-001A, CO-U23-004):-40~70℃ 外部センサー(CO-U23-002A):-40~70℃ 外部センサー(CO-U23-003, CO-U23-004):-40~100℃※ ※50℃までの真水中での耐用年数は約1年 |
精度 | ±0.2℃@0~50℃(下図参照) |
分解能 | 0.02℃@25℃(下図参照) |
応答速度 (変化値90%) |
内部センサー(CO-U23-001A, U23-004):40分(空気流動1m/sec) 外部センサー(CO-U23-002A):5分(空気流動1m/sec) 外部センサー(CO-U23-003, U23-004):3分(空気流動1m/sec),30秒(水中) |
ドリフト | <0.1℃/年 |
湿度センサー(CO-U23-001A, CO-U23-002Aのみ)
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計測範囲 |
0~100%RH@-40~70℃※ ※-20℃以下または95%RH以上においては追加誤差が生じる場合あり |
精度 | ±2.5%RH@10~90℃(下図参照) |
分解能 | 0.05% |
応答時間 (変化値90%) |
CO-U23-001A:40分(空気流動1m/sec,) CO-U23-002A:10分(空気流動1m/sec) |
ドリフト | 1%/年 |
共通仕様
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動作環境 | -40~70℃ |
時間精度 | ±1分/月(0~50℃) |
バッテリー寿命 | 3年(1分以上の記録間隔にて通常使用), ユーザーにて交換可 |
メモリー | 64Kバイト(2chセットで21,000サンプル、12-bit) |
ケース材質 |
共通:ASAスチレンポリマーハウジング、ポリプロピレンキャップ RHセンサー部:ASAスチレンポリマーキャップ、疎水性メンブレイン |
環境レーティング |
ハウジング:NEMA6相当(一時的な水没に耐えうる) RHセンサー部:NEMA4相当(防滴) ※RHセンサー部は雨などによる連続的な水濡れは不可 |
ケーブル |
CO-U23-002A:1.8mケーブル+センサー部10mm径 CO-U23-003, U23-004:1.8mケーブル+センサー部5mm径 |
寸法 | 本体ハウジング:100mm×38mm径 |
質量 | CO-U23-001A:57g、CO-U23-002A:118g、CO-U23-003:138g、CO-U23-004:102g |
通信 | オプティックUSBベースステーション+カプラーE |
ソフトウェア | HOBOware(free) |
Tetensの式について
Tetensの式は、飽和水蒸気圧(気温に対する空気中の水蒸気が飽和する時の圧力)を計算するための公式です。この式は、気象学や環境科学などで湿度や蒸発量を計算する際に使用されます。
以下、絶対湿度から相対湿度への単位換算式です。
相対湿度(%)=絶対湿度(kg-水蒸気/kg-乾き空気) / 飽和水蒸気量(g/m3)× 100
■Tetensの式
Tetensの式の一般的な形は以下の通りです。
Tetensの計算は、比較的簡単で精度も高いため現場でよく使われます。
Tetensの式
e(t) = 6.1078 × 10^[ a・t / (t + b)]
※水の場合「a=7.5、b=237.3」
※氷の場合「a=9.5、b=265.5」
※tは気温(℃)
■相対温度から絶対温度を換算
相対湿度と絶対湿度の換算式では、必ず飽和水蒸気量(圧)を求める必要があります。
1.気温(t℃)から飽和水蒸気圧eを導き出す(単位:hPa)
飽和水蒸気圧e=6.1078 × 10[7.5 × t / t + 237.3]
2.飽和水蒸気圧eから飽和水蒸気量aを導き出す(単位:g/m3)
飽和水蒸気量a=217 × e / t + 273.15
3.飽和水蒸気量aに相対湿度をかける(単位:g/m3)
絶対湿度(体積絶対湿度)VH=a × RH / 100
※上記の計算では1気圧(1013.25hPa)を前提としています
オプション
屋外での計測には、シェルターの使用をお奨めします。
太陽光にデータロガーをさらすと、気温でなく、直接暖められた温度を測定してしまいます。
注記
ロガーのケースは、太陽による輻射熱の影響を受けにくいように設計されていますが、正確な気温測定するには直射日光よりの遮蔽が必要です。また湿度センサーは簡易防水ですのでセンサーが直接雨などで水漏れしないように、ラジエーションシールド等の保護箱内にロガーの正面が下向きになるように取り付けることを推奨します。