CO-MX1102
MX1102 温度・湿度CO2ロガー

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ブルートゥース経由
スマホでデータ回収可能

ホボCO-MX1102ロガーは、内蔵センサーで屋内の温度、湿度、CO2濃度を記録します。
Bluetooth通信機能を備えており(USB通信も可)、専用アプリ「HOBOconnect」(無償)をインストールしたモバイル端末でワイヤレス通信が行えます。

設定、データ回収、データの閲覧はもとより、より詳細な分析を行うためにテキストデータをパソコンなどの端末に転送することが可能です。その他、記録値の最大値、最小値、平均値、標準偏差などの算出機能、特定の閾値でアラームを鳴らしたり計測間隔を変更する機能(Burst機能)を備えています。

前面の液晶画面には、現在の温度・湿度計測値のほか、バッテリーの状態、メモリの消費量など様々なステータスを表示します。

※本機器は電波法に基づく特定無線設備の技術基準適合証明を受けております。

MX1102を運用するには、スマートフォン・タブレットに、専用アプリ「HOBOconnect」をインストールしてBluetooth通信します。Bluetooth通信は障害物を除く約30m以内の範囲にあるロガーをシリアルごとに認識します。

専用アプリ「HOBOconnect」はApp StoreもしくはGoogle Playにてダウンロード可能です(無償)。
お手持ちの端末が下記システム要件を満たしていることを確認してください。

MX1102
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仕様概要

  • LCD表示
  • 記録容量:128Kバイト(最大約84,000点)
  • iOS 11,12,13
  • Android 7,8,9,10
  • Bluetooth 4.0 以後

仕様

スクロールすることができます

型番 MX1102
計測範囲 0℃~50℃、最大1~90%RH(結露なし)、0~5000ppm
精度 ±0.21℃(0~50℃)、±2%RH(25℃、20%~80%RH)、±50ppm
分解能 0.024℃(25℃)、0.01%RH(25℃)
ドリフト <0.1℃/年、<1%RH/年
応答速度

温度センサー:12分、湿度センサー:1分、CO2センサー:1分

※空気流動1m/sの環境において

電波強度 1mW(0dBm)
通信距離 約30m(障害物除く)
ワイヤレスデータ規格 Bluetooth Smart(Bluetooth Low Energy, Bluetooth 4.0)
ロガー動作範囲 0℃~50℃、0~95%RH(結露なし)
インターバル 1秒~18時間(ユーザー指定による)
計測モード 通常モード(Normal)、バーストモード(Burst)、統計モード(Statistics)
スタートモード 即時スタート、ボタンスタート、タイマースタート
ストップモード メモリ満載時ストップ/上書き、ボタンストップ、タイマーストップ
時間精度 ±1分/月(25℃)
記録容量 不揮発性メモリ128Kバイト(最大約84,650点)
バッテリー

単3乾電池(1.5V)×4個(寿命約6カ月) もしくはUSB給電

※寿命は5分以上の記録間隔に設定した場合の代表例

ダウンロード時間 USB通信:約20秒、Bluetooth通信:約60秒(離れているほど時間がかかります)
LCD表示環境 0~50℃
寸法 W 129.5 × D 47.8 × H 76.2 mm
質量 267g
環境レーティング IP50
技適マーク 取得済み
各部の機能 MX1002_operation

CO2センサーの校正について

MX1102のCO2センサーは、計測中のもっとも低い値を大気濃度の400ppmとして自動で校正されます(自動校正機能)。設置場所に常に人がいてCO2濃度が大気濃度に至らない環境にある場合は、機器を屋外環境において手動で校正することも可能です。また、初めて設置する場合や、屋外で計測値が高めに出る場合も、手動校正を行うことを推奨します。

Tetensの式について

Tetensの式は、飽和水蒸気圧(気温に対する空気中の水蒸気が飽和する時の圧力)を計算するための公式です。この式は、気象学や環境科学などで湿度や蒸発量を計算する際に使用されます。

以下、絶対湿度から相対湿度への単位換算式です。

  相対湿度(%)=絶対湿度(kg-水蒸気/kg-乾き空気) / 飽和水蒸気量(g/m3)× 100

■Tetensの式

 Tetensの式の一般的な形は以下の通りです。

 Tetensの計算は、比較的簡単で精度も高いため現場でよく使われます。

     Tetensの式
      e(t) = 6.1078 × 10^[ a・t / (t + b)]

      ※水の場合「a=7.5、b=237.3」
      ※氷の場合「a=9.5、b=265.5」

      ※tは気温(℃)

■相対温度から絶対温度を換算

 相対湿度と絶対湿度の換算式では、必ず飽和水蒸気量(圧)を求める必要があります。

 1.気温(t℃)から飽和水蒸気圧eを導き出す(単位:hPa)
   飽和水蒸気圧e=6.1078 × 10[7.5 × t / t + 237.3]

 2.飽和水蒸気圧eから飽和水蒸気量aを導き出す(単位:g/m3)
   飽和水蒸気量a=217 × e / t + 273.15

 3.飽和水蒸気量aに相対湿度をかける(単位:g/m3)
   絶対湿度(体積絶対湿度)VH=a × RH / 100

  ※上記の計算では1気圧(1013.25hPa)を前提としています