概要
C-EC150
オープンパスアナライザー
C-EC155
エンクローズドタイプのアナライザー
C-EC150 オープンパス CO2/H20 アナライザーは センサー開口式(Open Path) のCO2/H2O の分析計です。 観測フィールドにそのまま設置して、同時に設置する超音波風速計(C-CSAT3A)と渦相関法によりCO2フラックスと水蒸気フラックスを測定することができます。記録は、SDM通信方式によってC-CR1000X, C-CR3000などのCFカードに生データをそのまま記録できるとともに、相互相関(コバリアンス)の関数を用いてリアルタイムにフラックスの値を演算させることも可能です。
このセンサー専用のオプションC-CSAT3A超音波風速計と同時に使用すると、理想的なセンサー間距離での渦相関法による測定が可能です。
そのほか、気圧計付きのオプションもあります。
仕様
スクロールすることができます
型式 | C-EC150 | C-EC155 | ||
測定方法 |
オープンパス 非拡散赤外分析 |
エンクローズドパス 非拡散赤外分析 |
||
Path長/サンプルボリューム | 15.37cm | 5.9cm3 | ||
バンド幅 | 5、10、12.5、20、25Hz(ユーザー選択) | |||
サンプル周波数 | 100Hz | |||
出力 |
SDM、RS-485、USB 2ch 0-5Vアナログ(CO2/H2O) 出力間隔:5~50Hz |
|||
超音波風速計(C-SAT3) との距離 |
6cm | – | ||
寸法/ 重量 |
センサーヘッド部 |
255H x 476L x 32Dmm 2kg |
74 x 101 x 351L 3.9kg |
|
コントロールボックス (C-EC100) |
24.1cm×35.6cm×14cm 3.2kg | |||
外部入力 | 温度及び圧力 | |||
動作環境 |
温度:-30~+50℃ 気圧:70~106 kPa |
|||
電源 | 10~16VDC | |||
消費電力 | 5W(常時) | |||
ケーブル長 | センサとヘッド・コントロールボックス間 3m |
C-EC150/155 共通
スクロールすることができます
校正範囲 | CO2 |
0 – 1000ppm 0 – 1830mg /m3 |
|
H2O |
0-42g/m3 (露点温度:-60~+37℃) |
||
温度 | -30~+50℃ | ||
気圧 | 75~101.5kPa | ||
測定範囲 RMSノイズ(最大) 25℃ 85kPa H2O 14g/m3 CO2 597mg/m3 25Hz bandwidth |
CO2 |
0.2mg/m3 (0.15 μmol・mol-1) |
|
H2O |
0.004g/m3 (0.006 mmol・mol-1) |
||
精度 | 気圧計 | ±2.2 kPa (0~+85℃) | |
高精度気圧計 |
±0.85 kPa (0~+60℃) |
||
温度計 | ±0.15℃(-30~+50℃) |
CO2
スクロールすることができます
mg/m3/℃ | μmol/mol/℃ | ||
ゼロ温度ドリフト(℃) (20℃ 101.325 kPa) |
-30~15℃ | ±0.15 | ±0.0820 |
15~35℃ | ±0.25 | ±0.137 | |
35~50℃ | ±0.3 | ±0.164 | |
-30~50℃ | ±0.55 | ±0.3 | |
総合温度ドリフト (20℃ 101.325 kPa |
-30~35℃ | ±0.3 | ±0.164 |
35~50℃ | ±0.4 | ±0.219 | |
ゲインドリフト(%) | 最 大 | ±0.1% of reading/℃ | |
H2O 感度 | 最 大 | 1.1 x 10-4 μmol CO2 /molH2O |
H2O
スクロールすることができます
mmol/mol/℃ | g/m3/℃ | ||
ゼロドリフト(℃) (20℃ 101.325 kPa) |
-30~0℃ | ±0.00134 | ±0.01 |
0~50℃ | ±0.00668 | ±0.005 | |
-30~50℃ | ±0.05 | ±0.037 | |
総合温度ドリフト (9 g/m3 or 露点温度10℃ instrument spanned at 25℃.) |
15~45℃ 最 大 |
±0.01 | ±0.0134 |
ゲインドリフト(%) (通常の空気 20mmol mol-1) |
最 大 | ±0.3% of reading/℃ | |
感度(CO2=400ppm変化時) | 最 大 | ±0.1 molH2O/molCO2 |