概要
キャンベル サイエンティフィック社のデータロガーを中心に扱っています。
このデータロガーは野外用かつプログラム可能で、非常に充実した周辺機器を取りそろえています。
スクロールすることができます
標準タイプ: -25~+50℃ | XTタイプ : -40~+85℃ |
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特徴
C-CR3000はC-CR23Xの後継機で、プログラム可能な多チャンネルのフィールド用データロガーです。太陽電池など、豊富な電源オプションを用意していますので、無電源地域における長期計測が可能です。
液晶表示標準装備で、乾電池、蓄電池内蔵タイプもあるので、現場での移動計測などに適しています。 D/A出力、SDM専用入力など、必要なポートなどはほぼ完備しています。 CFカードもオプションで記録媒体として使用できるので、高速の生データも保存可能です。 スイッチがなく、計測中でも通信が可能。プログラム可能で内部演算ができるので、省電力の計測制御、メモリーの有効活用が可能です。拡張性が高く、多チャンネルの計測も容易です。印可電圧のコントロールができるので、ほとんどのセンサーが、変換器なしに直接接続できます。標準的な計測には、C-CR1000というロガーをご用意しています。
- 乾電池、蓄電池内蔵タイプがある。
- 更に、液晶表示が標準装備されているので移動計測に適する
- メモリーが標準4MB(C-CR1000は標準2MB)
- 通信ポートのひとつが、アイソレートされている
- アナログSE28ch(DIFF14ch) (C-CR1000はSE16ch))
- アナログ入力分解能が16bit(C-CR1000は13bit)
- パルス入力4ch(C-CR1000は2ch)
- SDM機器専用ポート(C-CR1000はなし)
- アナログ印加出力±5V(C-CR1000は±2.5V))
- 3chの定電流出力(C-CR1000はなし)
- コントロール電源(SW12V)2ch (C-CR1000は1ch)
- D/A 2ch(CAO) (C-CR1000はなし)
- 端子台が取り外し可能(C-CR1000はワイヤリングパネル交換可能
仕様
スクロールすることができます
基本仕様 | |
インターバル | 0.01秒(10ms)~30分(10msステップ) |
記憶容量 | 標準:4MB(単精度200万データ) OS領域:2MB |
インターフェース |
COM1:CSI/O COM2:RS-232C(アイソレート) 通信速度 300~115.2kbps 1stop 8data None パラレルI/F:40pin、CFカード外部記憶、拡張機器用 |
時計精度 | 温度補正付、±3分/年 (-30-85℃)、±15分/年(-55-85℃ XT) |
電 源 |
標準10-16VDC (通常12VDC供給、逆接保護付) 消費電流:スリープモード:2mA以下、動作時 3mA(1Hz)、10mA(100Hz)、 通信時:38mA、 表示on:+1mA、バックライトon:+42mA |
大きさ/重さ/内蔵バッテリー容量 |
ベースなし :24.1×17.8×4.2cm / 1.25kg / なし ベース1付き:24.1×17.8×5.6cm / 1.65kg / なし ベース2付き:24.1×17.8×9.7cm / 2.4kg / 10Ahアルカリ単1電池8本 ベース3付き:24.1×17.8×9.7cm / 4.9kg / 7Ah鉛蓄電池 各端子台厚さ+2.2cm 内部時計、メモリーバック電池 1200mAhリチウム電池 3年間動作 |
動作環境 | -25~+50℃(標準) -40~+85℃(XTタイプ) |
プログラム言語 | CR-BASIC(従来のEdlogではないのでご注意ください) |
内部プログラム | サポートソフト(Logger net V3.2以後)にて作成。専用関数多数、同時にいくつかのインターバル測定可能、各種算術計算統計計算:最大、最小、平均、標準偏差、移動平均、チャンネル間平均、5次多項式、特殊演算:水蒸気圧(乾湿計、露点)、風のベクトル演算、相関、共分散、FFT、ヒストグラム、センサー・デジタル入出力・機器のコントロール(8ポート) |
拡張ソフト | 月報・年報・作図など(WINDOWS 2000/XP) |
入力仕様 | |
アナログ入力 | SE28ch(差動14ch) 16bitA/D |
アナログ入力レンジ |
レンジ ±20、50、200、1000、5000mV 分解能(差動) 0.33、0.83、3.33、16.67、83.33μV 精 度 0.04%(0-40℃)、0.07%(-25-50℃)、0.09%(-40-85℃ XTのみ) |
パルス入力 |
24bit 4ch ・接点入力モード:無電圧 open:6ms、close:5ms、 ・高周波 モード:250kHzmax、±20Vmax、low<0.9 high>2.2V ・低周波ACモード:±20Vmax 20Hz(20mV)~20kHz(5V) |
入力種類 |
直接入力:電圧・ひずみ ブリッジ計測:6,4線フルブリッジ測定、2,3,4線ハーフブリッジ測定 アダプターつき入力:電流・抵抗・サーミスター・測温抵抗体 |
アナログ拡張 |
4線*16チャンネル切替器 4台接続可能 最大128ch 2線*25チャンネル熱伝対切替器 4台接続可能 最大100ch |
周波数パルス入力 | 標準2ch(AC)、最大5ch(デジタルポートを3ポート利用)、最大250kHz |
内蔵サーミスター精度 | ±0.3℃(-25℃~+50℃の場合) |
出力仕様 | |
プログラマブル定電圧出力 |
4ch(±5000mV) 分解能0.17mV 駆動電流:±50mA 精度±(設定値の0.04%+0.5mV) |
プログラマブル定電流出力 | 3ch(±2.5mA) 分解能0.08μA ±(設定値の0.1%+0.5μA)対応電圧±5V |
常時5V定電圧出力 | 1ch(5V固定) |
センサー12V電源 |
コントロール可能電源2ch(12V)、その他2ch(12V) 900mA@20℃ 650mA@50℃ 360mA@85℃(XTタイプのみ) |
D/A出力 (CAO) |
2ch(±5000mV) 分解能0.17mV 駆動電流:±15mA 精度±(設定値の0.04%+0.5mV) |
デジタルI/Oポート 0-5V入力、出力 |
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入出力ポート数 | 8ポート |
電圧仕様 |
出力電圧:high:5V±0.1V、low:<0.1V、low:出力抵抗330Ω、(負荷は不可) 入力電圧:high:3.8~5.5V、low:-0.3-1.2V、入力抵抗100kΩ |
パルス入力 |
接点入力:150Hzmax(5V印加) 高周波パルス入力:400kHz AC入力:不可 |
SDI-12 | 4ch(C1,C3,C5,C7) 各ポートに10台まで接続可能 |
RS-232C RS-232通信仕様 |
ch入出力 300-115,200BPS、7/8bit N/E/O対応。 最近のセンサーは、RS-232Cの入出力をする機器が多くなっています。 最大サンプル速度 超音波風速計の場合、4データで4Hz程度 1レコードサイズ、1kB程度まで 標準PC COMポートもRS-232C入出力として利用可能 |
その他のポート | |
SDM | SDM専用3ch SDM規格の機器(各種用意)、各ポート16台まで接続可能 |
注意 |
LoggerNetはV3.2 以後対応(V3.1.5以前はupdateしてください) Device configはV1.4以後対応 ストレージモジュール(SM4M / SM16M)やCR10KDは使用できません |
オプション
スクロールすることができます
データロガーからのデータ回収 ・電話回線経由の自動回収 ・ロガーのプログラム開発 ・データ表示 |
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Pt温度センサー用、3線、4線Pt変換アダプター Pt測温抵抗体をデータロガーに接続するときに使用します。
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CYG-5103などAC周波数出力センサーをCポートで計測するためのインターフェース(AC波をパルスに変換) |
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写真なし |
冷接点補償 C-CR3000で熱電対を用いた温度測定を行う場合、端子台の内部にサーミスターが内蔵されていますので、プログラム内での命令のみで冷接点補償ができます。 その際には、端子台表面部の温度との差を抑えるために、別売の端子台カバー(C-18359)を使用することを推奨めします。 |
周辺機器
スクロールすることができます
((
拡張機器 | |
アナログch拡張 |
C-AM16/32:4線*16chまたは、2線*32ch拡張 C-AM25T:2線*25ch切替(熱電対温度補償付) |
RS-232C | RS-232C4ch入出力装置 |
アナログ出力 | 0-5Vの4chアナログ出力装置、アナログ機器用。演算結果を出力できる。 |
パルス入力 |
C-LLAC4:4chのCポート入力用変換器 |
コントローラー | 16ch、AC、DCリレー制御 |
周辺機器 | |
太陽電池 | 6,12,24Wなど、各種用意 |
電源コントローラー | 標準7Ah鉛バッテリーつき充電コントローラ。目的に応じて選択可能 |
キーボード表示器 | 耐環境性が高いデータ表示、プログラミングターミナル(発売予定) |
収納箱 | 専用防水収納箱をご用意しています。各種の拡張機器が簡単に取り付けできます。 |
ポール | 1.8mと3mの頑丈な三脚を用意しています。3m以上は、別にご用意します(20mまでOK)。 |
データの回収・通信 | |
直接接続 | 専用のI/Fまたは、ケーブルを使用して、WINDOWS仕様のPCで回収します。 |
一般電話接続 | 現場と事務所にモデム、電話回線を用意してデータを回収します。 |
携帯電話システム |
携帯電話回線を利用して、テレメータ施設を簡単に構築できます。 通常の観測項目であれば、12W太陽電池で運用可能です。 |
衛星電話システム | ワイドスター衛星電話を使用すると、日本全国場所を選ばず通信が可能です。 |
無線システム | VHFまたはUHF用無線モデム |
RS485ネットワーク | RS-485を用いた経済的なネットワーク |
同軸LAN | 254台までのC-CR1000を同軸ケーブル上に接続できます。 |
RS-232C延長 | 構内専用モデムにて、最大1.6kmまで1:1通信を延長。 |
LAN | TCP/IPによる通信接続が可能です。 |