CDC-TEROS-22
水ポテンシャルセンサー/CDC-TEROS-22

概要

TEROS-22水ポテンシャルセンサーは、TEORS-21水ポテンシャルセンサーよりも設置や撤去を容易かつ迅速に行えるセンサーです。TEROS-22は、石工用ドリルビットを用いた設置や、従来のトレンチ法による設置にも対応できるように柔軟に設計されており、あらゆるアプリケーションで水ポテンシャルの測定が可能です。センサーを数年連続で設置することにより継続的なモニタリングすることも、季節ごとに取り外すことも可能です。

特徴

  • 設置、撤去が容易
  • ドリルで直径16mm(5/8インチ)の穴を開けて挿入、またはトレンチの側面に挿入して設置
  • 頑丈で長持ち
  • 再校正不要
  • 塩分感度が低い
  • 手頃な価格
  • 測定範囲が広い(0 kPaから風乾 [-100,000 kPa]まで)
  • 温度センサー内蔵
  • プラグ・アンド・プレイで複雑な設定は不要
  • ZL6データロガーとの併用で、クラウド上のデータにリモートアクセス可能(※クラウドシーズンパスの購入が必要です)
  • DDIシリアルおよびSDI-12対応

仕様

スクロールすることができます

測定項目 水ポテンシャル(pF)、温度
測定範囲 水ポテンシャル 0~-100000kPa(1.70~6.00pF)
温度 -40~60℃
精度

水ポテンシャル ±(10%+2kPa) @-100~-5kPa


上記範囲外では精度が確保できていません。詳しくは取説参照


温度 ±1℃

分解能 水ポテンシャル 0.1kPa
温度 0.1℃
印加電圧 4.0~15VDC
出力 DDIシリアル、又はSDI-12
電圧印加時間 50ms
動作環境 -40~60℃
ケーブル長さ 5m(延長可)
センサー寸法 直径1.7cm 長さ17cm(延長オプション:40、80、120cm)
 コネクター 3.5mmステレオプラグ(標準)、又は先バラ3芯ケーブル(オプション)
結線
対応データロガー

 C-CR300/C-CR800/C-CR1000Xほか

設置工具

TEROS 22用 オーガー(ドリルビット:1.58cm×99.06cm)

設置方法

以下のように0~80°と角度をつけて設置してください。